高畑勲展行ってきた〜国立近代美術館〜
タネビです。
国立近代美術館、行ってきました。
観てきたのは、高畑勲展「日本のアニメーションに遺したもの」。
音声ガイドの声は俳優の中川大志さん。
やはり朝ドラ(なつぞら)の中川さんの役は高畑監督がモデルだと言われてますね。
それにしても混んでました。なかなか列が進まず…。
高畑監督が携わった作品、たくさんあるんですね。
それぞれの章ごとに分かれて、作品の原画や構想案が全て手書きでかかれたものなども展示されていました。
第1章では出発点としてわんぱく王子の大蛇退治や狼少年ケン、太陽の王子 ホルスの大冒険などが紹介されていました。
全部今回の展示で初めて知った作品でした。
第2章、日常を描いたアニメーションにシフト。
ハイジ製作時には、初めてロケハンを行ったそうです。スイスへ。
その時の写真がビデオで流されていて、日用品から細かい道具まで。
今ならスマホでバンバンとれちゃうけど…
ネットも普及していない時代だし、大変だったでしょうね。
第3章、日本を舞台にした作品
高畑監督は日本を描きたいとずっと考えていたようです。
この辺から馴染みのある作品が多かったです。
セロ弾きのゴーシュ、火垂るの墓、おもひでぽろぽろ、平成たぬき合戦ぽんぽこなど。
第4章では新たなアニメーションへの挑戦。
かぐや姫の物語の、かぐや姫が疾走するシーンで使われた、52枚の原画の迫力がすごかった。
まさに「スケッチの躍動」ですね。
水彩画の背景もとてもきれいでした。
個人的にはたくさんの作品の中で印象に残っているのは…
となりのトトロと二本立ての上映でした。
小学生だった当時、家族で映画館に観にいきました。
確か先に火垂るの墓の上映だったんですよね。
上映開始から20分、弟が耐えられず映画館の外へ。
その後踏ん張りましたが、この悲しくて辛い映画を最後まで観れなかったですね…。
唯一希望の光がサクマ式ドロップス!
節子がやってもらっていたように、サクマドロップの空き缶に水を入れて飲んでみたものです。
そして平成たぬき合戦ぽんぽこ。
これも映画館で観ました。
当時はこの映画の舞台になった多摩に住んでいたので、いつも見ている風景が映画の中にそのまま出てきてすごいなぁと思ったものです。
たぬきの住処を奪って自分たちが住むことになったのだと知って、とんでもないことをしてしまったんだと悲しくなったのを覚えています。
この映画を観たまさにこの場所が、かつてはたぬきの住処だったかもしれないのに…と。
初めて観たときの気持ちって覚えているから不思議です。
最後に美術館の楽しみ、お土産コーナーです✨
アルプスの少女ハイジのまっててごらん柄ロールふせん。680円。
ポストカード✨1枚200円。
種類がたくさんあって迷った〜
かぐや姫の物語とおもひでぽろぽろ、パンダコパンダ、赤毛のアン。
お気に入りはしばらく額に入れて飾って眺めたり
その後はメッセージを書いてプレゼントに添えてみたり
年賀はがきにしたり^ ^
ハガキってその時にしか買えないものなので、とっておいて後で愛でるのも楽しいんですよね。
タネビでした🔥
〈本日の娯楽費〉
チケット 大人×2 3,000円
音声ガイド 550円
ハイジ ロール付箋 680円
はがき×7 1,400円
ハイジ トランプ 500円
合計(税込) 6,336円
満足度 70点
2019年娯楽予算 残金 221,122円